今回はスペシャルイベント「1・17をわすれない」を開催。
想定以上の人数のご参加をいただき、みんなでとても大事な時間を過ごしました。
いつも愛であふれている現役教諭の兼子美佐先生に、ご自身の経験をふまえて当時の状況や命の大切さを教えていただきました。避難所ではこども達が喜ぶようなおやつの救援物資はなかなかないので、避難グッズの中におやつのポシェットを入れよう!という企画も盛り込んでくださいました。あめ玉1つでこぼれるこどもの笑顔が、様々な思いを抱えて避難している人たちにとって、どれだけの元気を与えてくれるか計り知れない。こども達の笑顔はすごいパワーをもっている。そんな事を再確認させていただきました。
キャンディーレイや袋におやつを詰めているこども達の顔が一生懸命でとても愛らしかったです。
ポシェットを作ったあと、先生のお話に、
「震災の時、たくさんの死を目の当たりにしてとても辛く、次にこんな地震がきたら自分も死んでいいと思っていたほど悲しかった。でも、自分の子どもを授かってその気持ちは一変し、新しい命をまもりたい。我が子だけでなく生まれてくるすべての命が愛おしい!大切にしたい!!と思えた。」というお話でした。
先生の辛さは優しさからきていて、その優しさが強くてしなやかな愛に発展したように感じました。先生がいつも愛に満ち溢れて温かい空気をまとっておられる意味が分かった気がしました。本当に素晴らしいお話をありがとうございました。
最後に「しあわせはこべるように」の歌を流してくださり、小学生のお友達が手話を披露してくれました。感動して涙がこぼれました。
参加してくださったこどもさん達がご自身の命を大切に、そして人の命も大切にできる力を持ってくれたらいいなと願わずにはいられません。